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2007.09.28 これ描いてるのも10月24日

今日もICAFに行きたいけど、グループ作業だしなぁ…と思いつつ、学校に行ったら「今日はICAFでシンポジウムがあるから、授業を早めに切り上げて、希望者は一緒に行きましょう」と言われました。なんじゃらほい。

シンポジウムにて、細田守(時をかける少女の監督)と、寺井弘典が、「筑波の総合造形の大学院を受けたんだけど、落ちちゃったのでいまの仕事についた」と話ししていました。もしもこの二人が入っていたら、総合造形とアニメーションはもっと早く深く関わっていたのかもしれない、なんて思うと、当時の教授陣が多少恨めしくもありますが、過ぎたことは仕方がないですね。

シンポジウム後、美術館の一階にあるオサレなカフェにてカフェラテを頼んだのですが、なかなか出てきません。あとから頼んだ友人のオレンジジュースはすぐ出てきたのにぃ…と待っていると、お兄さんが「お待たせいました」と持ってきた紙カップの中には、熊がいました。
カフェラテの泡で絵を描くという、あれでございます。くま、かわいいです。目とか眉毛とか口元まで、細かく愛らしく描いてあるんです。なんて粋な計らい!さすがは六本木です。帰ってから母に話したら「あんたは美人じゃないけど人に好かれる顔してるのよ」と言ってました。褒め言葉と受け取っておきましょう。

さて、かわいいかわいい熊さんカフェラテと、ともに過ごした夕暮れ時の六本木だったんですが、テラスで話していたら、突然の爆音とともにヘリ登場。近くにヘリポートがあるようです。ヘリはなかななか飛び立たず、爆音とガソリンの臭いが漂うなか、怒鳴りあいながらのお茶となったのでした。

2007.09.27 嗚呼、記憶日記

へいやっさと一ヶ月ぶりの更新です。これ書いてるのは、実は10月24日です。

学校をさぼってICAF2007に行ってきました。『焼き魚のうた』『電信柱のお母さん』『蒲公英の姉』などで有名な坂元友介さんご本人を初めて目撃しました。ここぞとばかりに、造形大の人々で群れてるところに突撃し、『蒲公英の姉』についてお話を聞かせてもらいました。
坂元さん、いつも作品しか見たことなかったのですが、想像してたのとはずいぶん違う人柄で、とても親しみやすい人でした。

せっかく学校サボって来たのだから、ゆっくりしたいところでしたが、自分も負けてられないぞーと制作のため、とっとと帰りました。来年は、出品者として参加したいものです。

2007.09.24 祝祝祝

私がカヌーを始めた頃、彼女は小学生でした。八の字眉で、お父さんと一緒に漕いでる姿が印象的でした。

今年、大学一年生。昨晩、ブラジルで行われた世界選手権で、彼女は北京オリンピックの代表出場権を獲得しました。

おめでとう。
心の底から彼女の努力を称えたいです。

2007.09.23 茶室は楕円

埼玉県立近代美術館で開催中の勅使河原宏展に行ってきました。赤瀬川源平が講演に来るというので、赤瀬川好きの私を友人が誘ってくれたのです。
赤瀬川さん、だいぶ老人力がおつきになったようで、会場に入ってきたときはかなりぼーっとした表情に見え心配したのですが、講演が始まったら、最近の本の中では、そぎ落とし隠されていた尖った部分が時折生々しく出てきて、“前衛青年”現役だな、と思いました。

一番面白かったのは、日本の道(茶道や華道)といったものは、楕円を描いて進んでいく、という話し。
楕円には二つの焦点があって、茶道の釜というのは、茶室の真ん中ではなくちょっと脇に配置されてる。華道もフラワーアレンジメントのように花が空間の主役となるのではなく、空間を補佐する役目になってる。それはたぶん、楕円の焦点のひとつを指していて、もうひとつの隠された焦点を感じさせるものなんだ。
というお話でした。

赤瀬川さんの声は、おだやかで低くて僅かな震えが入ってます。それが、F分の1フラットなのか、なんなのか、会場にいたお年寄りの半数以上が心地よい眠りに入っていらっしゃいました。たぶん、草月流の生徒さんたちなんだろう、と思います。かくいう私も危うかったんですがね。声がいい人の講演は、昼時は避けた方がいいと思いました。

2007.09.22 非国民

黒澤明の「天国と地獄」を見ました。
前日3時間しか寝てなかったとはいえ、半分以上を爆睡。

実は世界の黒澤の映画を見ていて、眠くならずにいられたことがありません。

「赤ひげ」「切腹」が、 なんとか眠気をこらえ、でもそこまでおもしろいのかしら?
というのが率直な感想。

「夢」「七人の侍」「天国と地獄」は大爆睡!

という経験を学友に話したら、「日本から出てけ」と言われました。

2007.09.17 アドレスわかんないじゃん

いーもーむーしーごーろごろ とか言ってるんだと思います

ひとまず、できたものは載せておこうと思います。
あそび1
去年初めて作った手書きアニメーションの習作です。音なしです。
この時からどれくらい進歩したかというと、いろいろ知識や技術は得たんですが、なにせまだ“作品”と呼べるものが作れてない!ということで、9月いっぱいは作品を作ろうと必死でございます。必死具合が学校でもにじみ出てるらしく、どうやら最近煙たがられているみたいです。ごほごほ。気をつけねば。

三連休の話を書きたいのですが、ほとんど家に篭って作業していたので、あまりネタがありません。あえてあげるなら、DVDを50枚も買ったのに規格違いで使えなかったことくらいでしょうか。もう激安商品になんて絶対手を出さない。くすん。

2007.09.16 究極に洗濯したい

麻生VS福田。

(のちのち、この日記を読んで混乱しないようにメモを…
数日前安倍さんが総理大臣を辞任。次の自民党総裁をめぐって上記のニ者が名乗りを挙げた。連日、そのニュースばかりな昨今です)

麻生さんは、東映や虫プロの築いてきた礎を無視して、秋葉文化を世界に誇るジャパニメーションと勘違いしるし、福田さんは突然カヌー連盟の会長に天下りしてきて、何の支援もすることなく、日本選手権ではこれでもかというおざなりな挨拶をしていたのを見たことがあるので、どちらも信用する気になれません。

2007.09.13 ひねくれ末っ子精神

I will be back with metabo...

昨日のことを友人に話したら、「連絡来なかったら、自分からメール送ればいいじゃない」と言われました。そのとーりー。そんな簡単なことでも気付けないでいるとき、背中をひょいと押してくれる友人を、これからも大切にしたいと思います。

真ん中の姉が8月で退職してからというもの、毎日夕食を食べに実家にやってきます。ガリガリに痩せてる姉を、何とか太らせたいという母がお節介で呼び寄せてるらしいのです。おかげで夕食が毎日豪華なのは嬉しいのですが、姉と違って太る必要の全然ない私の健康はどうでもいいんでしょうか。

2007.09.12 友情の伝言ゲーム

学校の友人がぎっくり腰になってしまったようです。「今日学校行けません」との伝言が私に届きます。雨で電車が遅れていたので、私も別の友人に伝言を頼みます。そしたら伝言を頼んだ子も「今日は遅れそうなのでNちゃんに伝言頼みました」とのこと。遅刻宣言専用の掲示板が出来たらいいのに、と思います。

阿佐ヶ谷は老人の多い町です。よろよろと雨上がりの道をおじいちゃんが自転車を引いて歩いていました。自転車には「町内パトロール隊」という黄色い旗がついていました。
薬局に行ったら、おばあちゃんがちまちまと狭い通路を歩いていました。横をすり抜けようとするも、おばあちゃん、絶妙な位置取りでなかなかのディフェンス力です。腹を思いっきりへこませてなんとかすり抜けました。

夜は、ずっと憧れだった会社にご挨拶に行ってまいりました。これからもどうぞよろしくお願いします。と言いたいところですが、名刺を忘れたり、作品もろくに持っていってなかったりと、至らなかった点がいまになって気になってたまりません。なんといっても、メールアドレスを伝え忘れたという痛恨のミス!ちゃんと連絡いただけるかしら?ドキドキ。好きな気持ちが強いほど不安になる、まさに恋、ですね。

恋は乙女を綺麗にするとはいいますが、今朝は慣れないマスカラをつけようとしたら、ブラシが目にダイブしてしまいました。幸いコンタクトに当たったので黒目は無事だったものの、目の中には大量のマスカラが…うぎゃあぁぁ!と思ったのも一瞬、目に入っても痛くないんですよ!おまけに涙と反応して繊維が固まり、端をつかむと眼球に添ってひょろ〜とすくえてなかなか遊べます。なんて、面白がってる場合ではありませんね。これからは、ちゃんと諸々気をつけたいと思います。

2007.09.10 自分と自分でにらめっこ

芸大でやっている『自画像の証言』を見に行ってきました。夏休みにテレビでやってるのを見て気になっていたので。
考えてみたら、自画像っていうのは不思議な存在ですね。それはたぶん、作品とは呼べないものです。「これ、ぼくの自画像です。買ってください」なんて売り込みおかしいですよね。その作家が有名で買手が美術館ならともかく、自宅に赤の他人の自画像なんて飾りたくはありません。自画像のような作品というのは、ありだと思います。でも、自画像そのままじゃ作品とは呼べないと思います。
なんてうんちくを述べてるのは、この間シナリオの授業で、自分の構想と癒着しずぎている、と四方から言われたからなんですが。。。

芸大は、このくそ暑い中、学祭をやっておりました。最近芸大にちょっと憧れを抱いていたもので、これ幸いと学内を少しだけ探検してみたんですが、やっぱり自分は総合大学の出身でよかったなぁと思いました。いろんなことやってる人が世の中にはわんさといるって、嫌でも感じさせられますからね。

個人制作の映像サークルのようなところが上映会をしてました。アニメーションの中では多摩美4年の女の子の作品だけが、面白かったです。スイスのジョルジュ・シュヴィツゲベルみたいで、音楽に合わせて次々に動いていくのがとても気持ちよかったです。 あと唯一の実写作品もよかったです。8歳までアメリカで過ごした血筋は純日本人の作者が、両親の離婚をきっかけに日本に帰るも馴染めず、自分の中に理想のアメリカを築くことで、なんとか自己を保ってきたが、自分の中のゆがんだアメリカ像を捨てようと決心をする、15分ほどの映画だったんですが、まさに、自画像というか自画映画と呼べるものでした。

2007.09.05 レミーがかわいいんだよ〜

朝、家を出てすぐの角を曲ったら、お隣さんの塀の上に小さな男の子がちょこんと座っていました。お隣さんはちょうど一年前くらいに引越してきたのですが、そのさらに一年前建替えの挨拶に来た時は、まだお母さんのおなかのなかにいたはずの子です。「おはよう」と声をかけると恥ずかしそうに「おはよう」と返してくれました。可愛いらしい。
そのまま道路に向かおうとすると、一年たってもいっこうに植物の根付かない垣根に座って手入れをしている、お父さんの後ろ姿も見えました。お隣さんは、たびたびテレビに出るとても多忙な方なんですが、休みの日には必ず家にいて、息子たちと朝から遊んであげているようです。まさに父親の鏡。

この夏最後に見ようと思っていた『レミーのおいしいレストラン』をついに見てきました。前評判通り、ものすごーくよかったです。前作の『カーズ』は、よくある話を無理矢理車に置き換えただけだよなぁ、なんて思ったのですが、料理好きのネズミという設定がとてもよく活かされていたし、CGの技術も、アニメートも、ストーリーも、タイミングも、演出も、パロディもなにもかも、さすがはpixa!と言える作品でした。
特に光っていたのが、やっぱり動き(アニメーション)です。
レミーってドブネズミだから、実は顔や体つきだけ見てると全然可愛くないんですよね。それが動き出したとたんに、ものすごく可愛らしく見えてくるんです。特に人間から見たときの言葉を話さないとき、レミーがフンフンと首を縦横に振るところなんか、最高に可愛い。もちろん、スピード感あふれるアクションシーンも見事でした。ネズミならではの調理の仕方もまた可愛いんですよね。ネズミたちの体の小ささの表現がとてもうまいんです。食べ物のしづる感もすごい。

現実には決してありえない夢を叶えるのが、ディズニーであり、アニメーションなんですよね。

2007.09.03 あんまりおもしろくない日記

意外な人が意外におもしろい、と言っていたので『べクシル』を見に行ってきました。こういう方向性の映画としてはよく出来ていると思います。でも、私は好きになれないし、いい映画だったよ、と人に勧める気にもあまりなれませんでした。やっぱり同じようなテーマを扱う限り、ターミネーターや甲殻機動隊が世に出たときの衝撃には勝てないと思いました。どうしてCGメインの日本の映画ってなんでもかんでも「未来は機械化がすすみ、人類は…」風な調子になってしまうんでしょうか。同じ未来を描いていても『未来少年コナン』はあんなにおもしろいのに。

思うに、悪役の描き方が不十分なような気がします。あんなすごいもの開発できる悪役が、そんなことしても虚しいだけと気付かないのはおかしいし、そういうことをごちゃごちゃ考えずに研究に没頭するいわゆる研究者タイプの人間なら、そもそもあんなふうに自分が世界を支配してやろうなんて思わないだろうと思います。最近、手に負えない悪役が出てくると、全部主人公の「こいつ、狂ってる」という台詞で片付けるのはとてもよくない傾向だと思います。

ムスカ(ラピュタ) とかレプカ(コナン)なんて、まさに狂っちゃってる人なんだけど、彼らには彼らなりに、そういう考えにいたる背景がちゃんと感じられるようにしなってるあたりがやはり格の違いかと。

なんて評論家ぶってしまいました。CG技術はやっぱりそれなりに凄かったと思います。

2007.09.02 右足が特に痛い

日曜日なのに今日からさっそく二学期が始まりました。休みボケが抜けないのか、忘れ物のため、さっそく遅刻してしまいました。いやぁ、足さえまともに動いたら間に合ったんですが。

帰りに雨具類を貸してくれた後輩の働くお店に寄って、借りた物を返しに行くことに。短期間に3回も来ては「Kくんいますか?」と毎回同じ質問をし、何も買わずに帰っていたせいか、どうやらお店のスタッフの方に顔を覚えられてしまったようでした。すいません。今回も何も買わずに帰ります。

2007.09.01 ただいま

無事屋久島より五体満足で帰ってまいりました。
いまは足が痛くてたまりません。

ざっくり書くと

1日目
宿の近くの岩礁で泳ぎ、全員貝で足を切る。

2日目
レンタカーを借りて島をぐるりと一周。登山届けを出したら、「受け取れません」と突っ返される。

3日目
急遽変更した予定に合わせて宮之浦縦走開始。登頂成功。山小屋にて一泊。

4日目
早朝の縄文杉に出会う。カラカラの白谷雲水峡にも出会う。前日、山小屋で出会ったスニーカーのおじさんに追い抜かれる。

5日目
幻の焼酎「三岳」探し。文化村。出航間際になって港の裏側で泳ぐ。フェリーの風呂でギャル軍団に押され、そそくさと出る。

合間にあったことを全部書こうとすると、また大学を卒業できてしまうくらいの長さになりそうです。とにもかくにも標高1936mの宮之浦岳に自分の足で登ったことが信じられません。よくまあ行ったもんだ。人生の目標、ひとつ達成です。


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