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2011.04.22 十人十色街

仕事帰りに友人と待ち合わせて、高円寺へ舞台を見に行ってきました。
帰りに高円寺の居酒屋に入ると、店内でスーツ姿なのは友人1人のみでした。

2011.04.19 感情の上塗り

中3の授業で、オノヨーコの『グレープフルーツ・ジュース』を紹介しようとしたのですが、いまいち思考の流れをうまく組むことができず、まったく上手に生徒に紹介できませんでした。彼らの貴重なファーストコンタクトをつぶしてしまったのだと思うと、心底落ち込むしかなくなり、世の中の全てが嫌になりました。

しかたがないので、こういう時は他のことを思い出して、元気を出すことにします。

学校でいつも身につけている私のエプロンは、過去に作業してきた絵の具が飛び散り、かなり汚い状態なのだが、これが高校生の目にはものすごくかっこよく見えるらしいのです。
「俺も汚したい!どうしたら汚れる?世界堂ってとこ行けばいいんだよね?先生、俺の服着て作業してきてよ!」
なんだろう、この積極的な他人任せな感じは。

そしてなんだろう、この真剣な眼差しの可愛らしさは。と思った1日でした。

2011.04.16 震災後の演劇

阿佐ヶ谷のひねもすのたりへ、友人の関わってる芝居を見に行ってきました。
一人芝居というものを初めて見たのですが、とてもおもしろかったです。

とある青年が、不思議な仮面を拾ったところから始まります。
その仮面はなぜか何でも貸してくれる○○さん(名前忘れちゃった)と知り合いで、青年の家に居候させてもらう代わりに、○○さんから大型地デジ対応テレビや車や、はては彼女まで貸してくれるよう取りはからってくれます。
どうやらこの世の多くのものが○○さんが貸してくれていたもので成り立っていたようなのですが、ある日、突然、貸していたものを全て返してくれということになり、世の中から様々なものが消えていく。(詳細違っているかも・・・ごめんなさい)

それは、物の溢れているのが当たり前だったスーパーの棚が、次々に空になって行くのを目の当たりにした一月後の演劇でした。

2011.04.15 さやさぎ

勤め先の学校で、上級生のデッサンのモチーフだった、そら豆をいただきました。
あまりの美味しさに、帰り道、自分でも買って帰りました。
立派な太いのが5本で398円だったのですが、さやを開けてみたら1本あたり2粒しか入っていませんでした。
ものすごく、悲しい気分になりました。

2011.04.11 相対性幸福論

仕事、しごと、SHI・GO・TOの日々ですが、意外とストレスが溜まりません。
いままでは、天気のいい日に家で篭ってひたすら仕事をしていると、一人だけ世間に置いていかれているような気分がしていたのですが、周りも自粛モードに入ったせいか、一日中家に篭っていても、一人じゃないんだという気持ちが高まっています。変なの。

2011.04.07 リンゴは日持ちするんですよ

震災の当日、リンゴを1個買いました。
スーパーには人影は少なく、カップ麺も水もまだたくさんありました。

翌日、カップ麺が減っていました。水はまだありました。
リンゴを4個買いました。

今日、やっとその時のリンゴを全部食べ終えました。

一月近くたって、多少痛みもしましたが、全部ちゃんと食べられました。

なぜあの時人々はバナナを買い求めたのか?よくわかりません。
バナナはおいしいです。でもあっという間に腐ります。
バナナは手で簡単に皮を剥いて食べられます。
でも、リンゴだっていざとなったらかぶりつけます。
まだ歯が丈夫な人はみんなそのまま食べられるはずです。
カップ麺のように熱湯もいりません。

やっぱりあの時はみんな少しずつ判断を間違えていたのだろうな、と思います。

数十年後、1945年から2011年までの日本は、みんな少しずつ間違えていたのだろうな、と思うような気もいまはしています。そう思えるような数十年後が来たらいいな、と思います。

2011.04.06 現時点で人生No.1映画

保留中の仕事がなかなか進まないので、六本木まで『イリュージョニスト』を見に行ってきました。
とても、とても、とてもすばらしい映画でした。
まさに、大人のためのアニメーションです。
年月を重ね、時代の変化をある程度体感してきた、老いた人だからわかる、刹那さや、優しい残酷さがありました。

詳しくはAnikoromushi blogに書きました。長文ですが、よかったらどうぞ。
(ブログ、引越ししたらデザインがデフォルトに…ガガーリーン!)

2011.04.05 その境目

録画していた『美の巨人たち』の、人形師の回を見ました。
人形と彫刻の差って何だろう?
明確なようなのに、追求しようとすると見失う。

2011.04.01 前向いて、上向いて

赤毛のアンシリーズを読んでいます。
小学生の時、何度か挑戦したけど読めなかったものが、今はおもしろくて仕方がありません。
アンのひたすら前向きな姿勢が、いまの状態にとても励まされます。

『アンの青春』にラヴェンダー婦人という人が出てくるのですが、その人の台詞がすばらしいのです。

「たえず、人生はわたしたちを慰めようとして、こちらで、いくら不幸で、ロマンチックな気分になっていようとしてもだめなのよ」

何が何でも人は幸せにならずにはいられない生き物なのだと説得してくるこのパワー、いま、アンを読んでいてよかった。

図書館に行ってスーパーに行きました。納豆とヨーグルトはまだなかったけど、卵が手に入ったので、ホットケーキを作りました。


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